【感想】『西の善き魔女⑥闇の左手』 -世界の果ての壁、そして竜の星

萩原規子・著


「世界の果ての壁」の謎を追うルーンとフィリエル、ユニコーンを駆り竜退治に赴くユーシス。彼らが辿り着いた南の地には、東の帝国の侵略軍が——グラールの危機に、フィリエルは女王と対峙するため聖神殿へ乗り込む。賢者とは? 吟遊詩人とは? わらべ歌や童話に隠された「世界」の秘密がついに明かされる! C★ノベルス版第5巻と同内容

(中央公論新社)

感想



遂に本編完結

女王候補の決着は意外なものではあったものの、納得。

3人共々異なる魅力を持った女性で、しかし望む未来の根源は同じ。

過去・現代・未来それぞれを担う『西の善き魔女』として国を存続させるのだろう。

私自身3人共大好きなキャラクターだったので良かった。


『西の善き魔女』シリーズは、巻ごとに全く様相が異なる世界観を持つことが魅力の一つだが、まさか第六巻ではSFになるとは…。

これだけ世界観が変わっても一つの物語として読めるのがすごい。


壮大な物語だったので、本編完結の寂しさ半分、何となくまだ消化不良感は残るが(博士の行方等)、それはまた外伝で語られるのだろうか。まだ語られる物語があることを嬉しく思う。フィリエルとルーンが幸せでいて欲しい。

外伝へ!


著者紹介

著者である萩原規子(おぎわら・のりこ)さんについて、

1959年東京都出身。『空色勾玉』でデビュー。2006年『風神秘抄』で小学館児童出版文化賞、産経児童出版文化賞(JR賞)、日本児童文学者協会賞受賞。その他の小説に、『RDGレッドデータガール』シリーズ『あまねく神竜住まう国』『荻原規子の源氏物語』完訳シリーズ等、多数の著書がある。

作風としては、ファンタジー色の強い児童文学を多く執筆している。

『西の善き魔女』は、月刊コミックブレイドにてコミカライズ、2006年にはアニメ化されている。



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